2012年5月

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2012年5月17日 (木)

Pretty maids「 It comes alive(maid in switzerland)」

気がつけば、葵祭も終わっていました。
5月15日って、毎年、気がつかないうちに過ぎるんですね。
葵祭、今年は天候が悪く、
一日、順延していました。

5月15日といえば、
五・一五事件、沖縄返還、聖徳太子が摂政になったり、
セブンイレブン日本1号店が開店したり
と歴史的にもいろいろある日です。

ところで、Pretty maidsが新譜を購入しました。
It comes alive(maid in switzerland)

LINK

なんと、DVD1枚を含む3枚組ライブアルバム!
これでわずか¥2182!

即、買いました。

Pretty maids、1983年デビューのデンマーク産メタルバンド。
30年のキャリアがあって、11枚のアルバムを出しています。

この手のバンドにありがちな、
メンバーチェンジをくりかえして、
オリジナルメンバーは、ほとんど残ってないんじゃないかな?

ああ、やっぱり…
ケン・ハマーとロニー・アトキンスだけと、
ウィキペディアに書いてある。

しかし、いつも思うけれど、
キャリア30年ってすごいですよねえ。
ひとつの会社を勤めあげるようなもんだし、
ひとつのロックバンドが30年も存続するなんて、
70年代には考えられなかったでしょ。
いいとこ10年でしょ。
ツェッペリンだってそうだし。

例えば、ツェッペリンのデビューした1968年から30年を引けば1938年。
太平洋戦争開戦前まで遡ってしまうわけで、
音楽のジャンルは言うに及ばず、
文化そのものが違うわけですから。

いい時代ですよね。
メタルは成熟しましたかね?

ジャズなんか、50年代には成熟してますよね。
マイルスディビスの時代のジャズを聴くと、
その後、ジャズの革新的なスタイルは生まれてないなあと思います。
マイルスの時代のスタイルを踏襲しているのに、
何の古さも感じない。
メタルもそういうジャンルになったということでしょうね。

Van Halenと比較すると、
Pretty maidsに、その高揚感を求めるべくもないけれど、
知名度以上の完成度と安定感があります。

アメリカンなドライブ感ではなく、
ヨーロピアンメタルの繊細さが楽しめます。

2012年5月16日 (水)

「父上母上いつもありがとうLive」

爽やかな高原で迎える朝のよう。
この季節は、気温といい、湿度といい、
夏の信州の気候に似ています。

この間の日曜日は、部の保護者向けのイベント。
もともと4月に開く予定だったけれど、
まさにいろいろあって延期。

部でひとつの目標に向かう
ということがわかりやすいクラブと違って、
軽音楽部はわがままの出やすい環境。
それが強く出る学年とそうでない学年があります。

今年は、部としてひとつのイベントに取り組んでも、
なかなか浸透しない年。

4月以降は、今なぜこれをやるのか、
という意義をかなり細かく、激しく怒りながら伝え、
取り組ませました。
親御さんからの助言も大いに助かりました。

なんとかこぎつけた13日。
この日は「母の日」でもあり、
「父上母上いつもありがとうLIVE」
というベタなネーミング。

間にビンゴを挟み、
エンディングには、顧問バンドが
”HEY JUDE”を演奏する中、
「母上」にカーネーションを贈るというサプライズ。
演出ではなく、私が提案したわけでもなく、
部員の気持ちから出たもの。

イベントに来られなかった家庭には、
持ち帰って渡してもらうことに。

きっと、我が子の入っている部の空気が今ひとつだ
という気配も手伝ってでしょう、
80名の家族の方々が集まりました。

演奏はとても上手とは言えない代物でしたが、
全バンドに演奏させてみると、
うちにも面白いバンドがあるじゃん!
という発見もあり、
結果的にはバラエティに富んだイベントでした。

親御さんの万感の思いの中でのイベントでしたから、
感想もさまざまでしょうけれど、
なんとか「0」には戻ったな、
というのが私の感想です。

私も親。
我が子のクラブ内のポジションによって、
親の印象は様々に変わるもの。
親(私)の知りたいのは、
顧問、監督が何を考えて運営しているかということ。

それ以上のことを望んでもどうしようもない。
別に脅しでもなく、
どんな方法で運営しても不満は出る。
ならば、せめて、考え方を示す機会だけは持つようにしよう。
このブログもその一環です。

このイベントが終わって、部員たちに話しました。

イベントの出来として満点というわけではない。
でも、一生懸命頑張ったし、方向として正しいことをやった。
ただ、これは「0」、つまり「当たり前」であって、
特別なことじゃない。
きょうで、「やれやれ」と思ってしまったら元の木阿弥。
これから、この上にどれだけ積むことができるか。
それが、たとえばスニーカーの結果にもつながるんじゃないか。

今年入部してきた1年生たちも、
なかなかのタレント揃い。

軽音楽部を取り巻く環境も次のステップ、
違う風が吹き始めているし、
うちも、いつまでも同じことをしているわけにはいかんな…と。

2012年5月 2日 (水)

Avenged Sevenfold  これいいわ!えっ2002年デビュー?出遅れた…

Avenged Sevenfold

うちの部員が、
これいいですよ、
と紹介してくれたバンド。

略して「A7X」だそうで…

極めつけは、
ガンズアンドローゼズ以降ハードロックから遠ざかっていた(彼の)お父さんが、
「久々に、これええ!と思ったバンド」と言ってた、
という彼の言葉でした。

ああ、やっぱりここにもいてはるんや!
という共感!

その部員が2枚貸してくれました。

0

聴いて、思わずニンマリ。
もう、くすぐったいったらありゃしない!
という内容です。

もう80年代HM/HRの要素たっぷり。
1曲めのオルガンのイントロのコード、
これ、オジーオズボーンのMr.Crowleyみたい!
から始まって、
メタリカ、パンテラ、ハロウィン、アンスラックス、メガデス、
ドリームシアター、アイアンメイデン、ユーライアヒープ…

これらを彷彿とさせるフレーズがこれでもかっ!
て、出てくるんです。

ジェームズ・ハットフィールドばりのヴォーカル…
”Oooooh, it’s your ××××ing nightmare!”
「~ないめーーーんにゃ!」

ゲイリー・シャローンのようでもあり…。

これは楽しい!

かと思えば、カントリーをベースにした、
サザンロックのような楽曲もあったり。

じゃあ寄せ集めかといえば、
そんなことは決してなく、
いわゆる「正統派」ヘヴィメタルですね。
iTuneでは、Alternativeというぼけたジャンルが表示されますけど。

まったく知らないバンドだったので、
調べてみました、Wikipediaで。

ああ、やっぱり、アメリカのバンド。
おっと、2002年デビュー、
もう10年も経ってるやん…。
アメリカのバンドが作る楽曲のいいところは、
アメリカンルーツミュージックが根底に見られるところ。

2009年に、オリジナルメンバーのドラマーが急死。
次作では、彼が尊敬していたマイクポートノイが参加。

ドウリでドリームシアターの匂いがあったわけです。

で、あらあら、今年4月19日には、
なんばHATCHに来てたんですね。

もうちょっと早く知ってれば!
んっ?
ドリームシアターも、このころ大阪公演のはず…。
4月23日に旧大阪厚生年金会館・現オリックス劇場でしたね。

マイク・ポートノイは、どちらのライブにもいない…。

1枚聴きとおすと、おなかいっぱいになるバンドですけど、
これは聴けちゃうんですねえ。

紹介してくれて、ありがとね!

2012年4月27日 (金)

阪南大高軽音楽部入部説明会

きのうは入部説明会。

うちのクラブの姿勢を話しました。
考えたら、音楽を楽しくやりましょう、
みたいな話はかけらもしなかった。

うちの子たちの笑顔は、
数あるやるべきこと、やってはいけないことがわかって、
ということになるから、
ある意味すごいなと、
話しながら感心していたわけです。

始まる前に、へらへらと笑っていた1年生も、
終わるころには、難しい顔になっていました。

それでいいんです。
実際甘くはないですから。

自分たちの大切な高校3年間、
ミスマッチしてほしくないし、
誰ひとり辞めることなく引退を迎え、
そのあともOBOGとしてつながっていてほしい。

バンドは、クラブでなくってもやれます。
クラブでやるからには、
部活でしか得られない付加価値を得てほしいのです。

さあ、何人入ってくるでしょうね。
ドキドキするけれど、
あれだけ言って入ってくるのだから、
ホンモノなんだろう、と期待します。

今年は、純粋に音楽に集中したい。
音楽をやるクラブの本当の楽しさに浸りたい。

そう思ってます。

2012年4月24日 (火)

アニメ「けいおん」とスポ根

きのうOGが遊びに来ました。
とてもエネルギーのある代で、
いろんなことが前に進んだ年でした。
スニーカーGP大会で、初めて入賞したのもこの代。

「けいおん」の好きな学年で、
アニソンなんかもよくコピーしてましたね。

LINK

その「けいおん」、
部活アニメの新しい形の典型だそうです。

部活アニメといえば「スポ根」
と相場は決まっていましたが、
「けいおん」はそうじゃない。

初心者がバンドを組んで、
挫折と涙を乗り越えて優勝と友情を手に入れる。

「けいおん」はこれとは正反対で、
なんとなく部活を楽しんで、
目標に向かってガツガツ練習するわけでもない…
なのに上手くなる。

私らからすると、
「んなもんあるわけないやろ」
とためらいもなく一蹴するところですが、
高校生には人気のようです。

うちの軽音も、「けいおん」の影響があってか、
入部希望者が多くなりました。

ここで言っておかなければなりません。
うちの部は「けいおん」とは程遠い。
うちは「スポ根」を求めます。

やっぱり、いい演奏をするには、
しんどい練習が必要なんですよ。
自分たちの好きなようにしたければ、
好きにバンドを組んでやった方がよほど楽。

合宿に、吸入器とエアサロンパスは必需品。

うちのクラブには、
やってはいけないこと、
やらなければならないことが、
あれこれ決まっています。

それはうちのクラブには、目的と目標があるから。

そんなルールの中で工夫をする。
そこにアイデアが生まれるのです。

うちはそんなクラブです。

人は追い込まれて初めて力が出る

厳しさがベースにあって、
その上に笑顔がある。
それがクラブです。

部員は、楽しいクラブにしたいって言うけれど、
「楽しい」って何でしょうね?

「楽しい」の「楽」は「らく」
ではありませんよ。
「らく」したかったら、
別のことをやってください。

でも真面目な話、
ミスマッチほど、何かと無駄にするものはないですから。

2012年4月 9日 (月)

夏以降のために体力を温存するようなことはするな!

きのうも日曜日。
「も」です。

クラブは短い春休み。
そんなわけで、先週に引き続き、お休みとなったわけです。

わが愚息の練習試合の応援に。

土曜日の練習試合で結果が出て、
おかげで、昨日の練習試合に招集してもらえたのでした。
春の大会のベンチ入りに首の皮一枚つながった状態。

幼少のころからスニーカーエイジを見て、
自分が高校生になることに憧れ、
小学校で野球を始めてからは、
甲子園を夢見てきました。

いよいよ最後のシーズンのベンチ入りを賭けた試合。
試合には勝ちましたが、
息子の結果はいまひとつ…。

あとは監督さんの胸先三寸。
任せましょう。

選手の実力は僅差。
メンバーに選ばれるかどうかは、
監督さんの考える野球を実現する素養があるかどうか。
私らがとやかくいうことじゃない。

高校3年生は、確かに受験も気になるが、
やはりクラブを最後までやりきれ。
夏以降の体力を温存するようなことだけはするな、
と息子には言ってあります。

自分を追い込む経験のできる、
自分の客観的なポジションを知ることのできる、
そんな場は、いまやクラブしかない。

やりきった、と思ったときが自分の限界

年限のあるものは、
そこまで、やりきらないといけない。


帰りに、自宅近くのスーパーに立ち寄りました。
もうかれこれ5~6年ぶり。
今までは、クラブか、野球か、日曜出勤でしたから。
久しぶりに、「日曜日」を思い出しました。

2012年4月 6日 (金)

Dire Straits「悲しきサルタン」をこよなく愛す

ディストーションギターに少し飽きて、
今はDire Straits(ダイアーストレイツ)。

マークノップラーの、コンプの効いた
パキパキのストラトサウンド。

Dire Straitsを世界的に有名にしたのは、
MTVを皮肉ったのに、
MTVをきっかけに大ヒットしてしまった
「Money for nothing」

でも、あれは違うんよなあ。
Dire Straitsにディストーションはいらない。
やっぱりSultans of swang(悲しきサルタン)なんですよ。

LINK

78年デビュー。
Van Halenもそう。

76年デビューのBostonが
2枚目のアルバム「ドント・ルック・バック」を発表し、
パンクが市民権を得ると同時に、
セックスピストルズが解散、
クラッシュが勢いを増し、
この年にデビューしたボリスは、すでにニューウェイブと呼ばれた、
そんな時代に、Dire Straitsはデビューしたのです。

「流行」とは縁遠いスタイルに楽曲。
イギリス人でありながら、
アメリカのカントリーとブルースの色が濃く、
フィンガーピッキングですべてこなすそのスタイルは、
ジェフベックとも違う唯一無二のスタイル。
フレーズは時代やジャンルを自由に行き来します。

Sultans of swang(悲しきサルタン)が
オーストラリアでヒットして有名になったくだりも、
ほかのアーチストとは、「一線を画し」ているエピソードと言えますね。

マーク・ノップラーは、ミュージシャンズ ミュージシャン(ミュージシャンの中のミュージシャン)というポジションにあって、
スティーリー・ダンやエリック
・クラプトンとの関係も深いのです。

私は初期の2枚
「 Dire Straits 」(1978年)
「Communiqué 」(1979年)
が好きやなあ。
やっぱり、Dire Straitsのエッセンスやと思うんよね。

2012年4月 1日 (日)

OFFって何していいかわからん… ~休日の徒然~

トンネルをようやく抜けて、
久しぶりの日曜日。

もう少年野球の練習に出る必要もありません。
きょうはクラブもOFF。

ぽっかりできたお休み。
情けないことに、何をすればいいかわかりません。

日曜日の朝のテレビを見て、
しばらくボォーっとすごして、
午後から、息子の練習試合の応援に出かけました。

京都の山あいにある、その高校のグラウンドは、
風がきつくて凍える寒さ。

加えて、なんとも凍えるような試合内容。

試合が終わって、グラウンドを出たのが夕方6時。
足の指先は感覚がありません。


う~ん、コーチをやめても、
結局、日曜日の終わり方は変わらんなあ。

ひとつ収穫。
ベンチに、チームの「心得」が貼ってありました。


夢なき者理想なし

成果なき者喜びなし


ええ言葉やなあ。
妙に入ってきました。

夢があれば喜びにつながる。
喜びは成果あってこそ。

やっぱりクラブは、ジャンルが何であれ、つまるところ精神。
我が軽音楽部でも、技におぼれ精神を忘れれば、
やる意味のほとんどを失う。

こんな心得もありました。


幸福への道
感謝して真剣に努力する人

常に反省して素直に改める人


感謝って実は難しいのです。
感謝は相対的に生まれる感情だから、
自分をどの位置に置いているかによる。

自分が、「0」のポジションにいれば、何にでも感謝できる。
でも「10」にいると、何にもありがたみを感じない。
だから、感謝は謙虚とワンセット。

謙虚と卑屈をないまぜにしている人もいる。
これも違う。
謙虚には矜恃、つまりプライドを伴っていますから。

その心得には、こんなくだりもありました。


何事も善意に解釈する人


何事も「悪意」に捉える人がいます。
「善意に解釈する」
人がいいのとも違う。

答えを言ってしまうと、
どんなことでも、捉えようで自分をポジティブにするものですよ、
ということです。

「幸福への道」です。

こんな言葉に妙に感じ入ったのは、
まわりが竹山に囲まれた、
隠棲庵のありそうなところだったからかもしれません。

そういえば、そのグラウンド、
「みやこのたつみ」やったなあ…。

2012年3月25日 (日)

コーチ退任

きょうは忙しい1日。

朝、春の合同演奏会の行われる樟蔭高校へ。
うちの生徒たちの様子を見たかったのと、開演前MCをするために。

MCが終わって、家へトンボ帰り。

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きょうは、わがが愚息の所属する、そして私がコーチをさせていただいている
少年野球チームの卒部式でした。
さすがに、わが子の卒部に立ち会わないわけにもいかないですから…

そして、なにより、私がコーチを退任する日でした。

少年野球のコーチのお手伝いを始めてなんと10年。
このチームでは、子どもたちと接する大切なことをたくさん学びました。

何を、ということでなく、

子どもを育てるということ、
勝つとか負けるとかいうこと、
「クラブ」というところで何を学ぶのかということ、
などなど。

当時、中学校の担任をしていた私は、
小学生と中学生、そしてクラブで高校生と、
いっぺんに見ることができたのは、本当にラッキーなことでした。

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私の中に落とし込まれた感覚は、特にクラブ指導に自然と活かされ、
クラブは「強く」なっていきました。
「おかげ」で、土日が忙しくなって、
少年野球の練習に行けなくなっていくという矛盾。

わが子の卒部に合わせて、辞めさせていただくことにしました。

「辞める」ということを今まで経験したことのない私にとって、
きょうは、なんとなく寂しい日でした。

もう、あの帽子をかぶることもなければ、
さすがにもう野球の練習着を着ることもありません。
ノックバットを使うこもないでしょうし、
グラコンを着ることもないでしょう。
スパイクは必要ないけど、
アップシューズくらいは履くかな?

ひとつの「資格」を失うことは、
物理的なすべてを失うことでもあるわけです。

わが子の野球にはこれからも付き合っていきますが、
中学校以上の野球に、指導者として関わることはありません。
「保護者会」の一員として、側面から応援していくことになります。

こんな私をずっとチームに置いてくださった幹部のみなさん、
他のコーチのみなさんには、ただただ感謝するばかりです。

2012年3月19日 (月)

Lillian Axe New Album「The Days Before Tomorrow」

LINK

Lillian Axe。

今月6日にニューアルバムをリリース。
久々の名前を目にして即購入。

1983年にデビュー。
4枚目のアルバムをリリースの後、解散。
99年に再結成し、今回のアルバムを含め、
通算8枚のアルバムを出してます。

どちらかというと、メジャーの中でも、
セカンドグループにいたリリアンアクス。

メタル好きの友人の間で、

オレ、こんなバンド見つけたんだよ!

というポジションにいました。(今でも…)
King's X(キングスエックス)なんかも同じやろね。

聴いてみると、全然悪くはないんだけど、
なんか、演歌ロックを聴いてるような、
ちょっとした気恥ずかしさがあります。

ツェッペリンとか、ユーライアヒープなんかも、
そんな楽曲があったし、
別に変なことじゃないんだけど…

Van Halenのような爽快感はないけど、
スウェーデンあたりのヨーロッパメタルにLAの匂いを加えた、
メロディックメタルのような音と捉えればいいですね。

今回のアルバムも、
様式美を意識したヨーロッパメタル的なミックスに、
コンセプトアルバム的なまとまりを感じる音作りになっていて、
アルバム1枚をムリなく聴けます。

ギターの歪みもとてもきれいで、
ラックマウントのエフェクターを、
直にコンソールに送っているような繊細さです。
あの時代は、ライブでさえそうでしたね。

個人的には、この空気に変拍子なんかが入っててくれると、
イチオシになるのになと、惜しまれます。

最近、ミックスがコンピューターで行われるようになって、
レコーディングの地域や、その場の空気が感じられないのが
私には不満ですが、
Lillian Axeのような様式美、ミックスの完璧さを求めるバンドには、
いい時代なのかもしれませんね。

"LAのスタジオ風"というマスタリングもできるという話を聞きましたけど、
もう、ゲンナリですよね。

「Lillian Axe」、バンド名は1・2を争ういい名前。
ギタリストVivian Campbell(ヴィヴィアンキャンベル)と並んで好きな名前。

名前の印象と同じくらい突き抜けてほしいなあ。