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2007年6月15日 (金)

「ビート・オン・プラザ」

昔、FM大阪で毎日夕方6時からやっていた「ビート・オン・プラザ」という番組をご存知だろうか。

毎日、洋楽のアルバムを1枚まるごと紹介してくれるという、
貧乏な中学生には格好の番組だった。
しかも、必ずレコードのA面とB面を絶対にMCをはさまずにまとめて流してくれる。
A面が終わると、しばらくCMが入るので、その間にカセットテープを早送りし、
リーディングテープの部分を巻き取ってB面にひっくり返すという作業を行い、
B面の紹介に備えるのだ。

当時のレコードは絶対に50分未満で、ほとんどが46分以内だったから、
60分の番組の中で余裕で流しきれたのである。

ただし、個人的には、クラブの終了時間との関係が実に微妙だった。

タイマーをかけて、録音を開始するまではいいのだけれど、
A面が終わるまでに家に帰らなきゃいけない。
だってカセットテープをひっくり返さないといけないのだから。
これというバンドの時には、なんだかんだと理由をつけてクラブをサボった記憶もある。

ポールマッカートニーの「Momma Miss America」をバックに(かなり後になって知った)
「ビート・オン・プラザ タナカアマサミです」という」ナレーションが入って番組が始まる。

要は「タナカマサミ」さんなんだけど、必ず「マサミです」の前に一呼吸入るのだ。
今でも、「タナカアマサミです」の声と抑揚と間をしっかりと覚えている。
すごくシンプルなナレーションなんだけど、
「ジェットストリーム」のナレーションのインパクトにも負けないくらい頭に定着している。

この番組には本当にお世話になった。
毎日毎日カセットテープが1本ずつ増えていく。
興味のない時もあるけれど、コンスタントに月にカセットテープが10本はたまっていく。

おおらかな時代で、ほとんどお金をかけずに音楽情報を増やしていけた。
それが今の自分の原点でもあり、財産でもある。

今でも同世代で音楽の話をすると、誰と話しても共通する話題がある。
それぞれに違うジャンルの嗜好があるにせよ、共通で話せる部分が絶対にある。
当時の音楽にはそんな共有財産のような側面があった。

今は、そんなおおらかさは求めるべくもないし、
権利はもちろん守られなければならないのだけれど、
一方で、ポピュラー音楽が人間の共有財産ではなくなっているような感じがして、かなりさびしい。

「ビート。オン・プラザ」、この上なく単純な番組だったけど、忘れられない番組だ。
復活を期待すべくもないが、あんな番組のある時代に音楽を好きになってよかったとつくづく思う。

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「ビート・オン・プラザ」を参照しているブログ:

コメント

田中まさみの「ビート・オン・プラザ」の放送開始時の曲をYouTubeで探して流れ着いた通りすがりで、大阪の今宮高校を昭和56年に卒業したオヤジです。

ブログ記載の内容、全く同感です。
あの曲はポールマッカートニーの「Momma Miss America」とは
今知りました。。。耳にしてから30年近く経過しています。。。


因みに、「ジェットストリーム」はYouTubeに沢山投稿されてますね。
城達也は、今日の日航の破綻は夢にも思わなかっただろうな?
なんて思うこの頃です。

Jeff Beckは、「悲しみの恋人達」1曲のみ通勤時に聞くMP3に入っています。その他、角松敏生や高中正義の80年代の曲を好んで聞いていますが、懐メロなんでしょうね。若い頃は、懐メロ=演歌と誤った解釈していましたが。。。

来月、高校受験の娘がいるオヤジでした。

音楽好きのオヤジさま 

はじめまして。
コメントありがとうございます。
56年卒業ですか。
私は57年に大阪の某私立高校に入学しましたので、
ちょうど入れ違いの高校時代ですね。
でも、音楽的には、ばっちり同世代ですよね。

角松敏生、聞きましたよねえ。
「Sea Breeze」から「Reasons for Thousand Lovers」の
10年間くらいですね。
アドリブという雑誌を見ると、
さらにすごいアーチストになってらっしゃるようで。

高中正義といえば私はどうしても「虹伝説」なんですね。
ヤマハのSGに憧れました。

懐かしいお話。
やはり懐メロってことでしょうか。
でも、古さは微塵もないですけれど。

80年代のお話大歓迎です。
また、遊びに来てください!

コメントいただいた、けにあです。
わざわざありがとうございました。
僕の高校入学は…と数えてみたら、昭和54年ですね。
一番おやじですね。
ビート・オン・プラザは、その前後、中学から高校にかけて聞いてました。
僕はハードロックばかり聞いていました。
その頃に比べると色々変わったと思いますが。
記事で指摘されている、レコードの収録時間からしてまったく変わってしまいましたね。
そのことだけ考えても、もうこういう番組=文化は存在しないんだなあ、と思います。
これからもよろしくお願いします。

けにあ様

早速、コメントいただきありがとうございます。

僕もハードロックばかりでした。
レインボー、ジューダスプリースト、サクソン
このあたりが「ビート・オン・プラザ」で録音した、思い出深いバンドです。

レコードの収録時間、昔みたいに50分弱では、今は短いんでしょうか?
僕には絶妙な時間に思われるんですが…。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

こんにちは♪ 昨日、急に“ビート・オン・プラザ”の事を思い出し、検索したらこのページにたどり着いたオバサンです そして、あの曲がMcCARTNEYのものだったと今知ったところです(笑) 当時、OLだった私は残業もしないで必死で帰宅してエアチェック三昧していました。田中正美さんの癒しの声を聴きながら至福の一時を過ごしていたのが懐かしいです♪ ほんとに、あのような番組が無いのはとっても寂しいです。最近は昨年リニューアルしたfm76.5が今は生活にすっかり沈着してます
話は変わりますが、阪南たん吉さんはEagles観に行かれたのですね。私も、主人と行ってきました もう、感無量の一言に尽きないです。後日Eagles検索で阪南たん吉さんのカキコを読んだことがありましたが、“ビート…”で同じ人にたどり着くとは驚きです。
で、思わずコメントしてしまいました(笑)
 

bobrinさま

コメントありがとうございます。
「同じ人にたどり着く…」
おもしろいですよね。
あの時代の文化はゆるやかにみんな重なっていましたから、
きっと、ほかの人も同じなんだろうなって思っています。

ビート・オン・プラザ、そうなんですね、突然思い出すんです。
この記事へのアクセスも毎日のようにあって、あの番組への根強い愛着が感じられるなあと思っています。

「残業もしないで…」わかりますね。
私は中学生だったので、「クラブをさぼって…」なんですけど。
「クラブよりも価値がある!」とか理屈をつけながら、エアチェックしてました。
でも、そのおかげで、私の音楽生活(「MUSIC LIFE」って雑誌もありましたよね)は豊かになり、現在の軽音楽部顧問の仕事につながってます。

「リニューアルしたfm76.5…」私はfmcocolo765が中心なんです。
「OVER45」を標榜していて、あの時代が決して古くならずに現代に生きているという感じがしますよ。
カマサミ・コングさんの番組なんか、オープニングが山下達郎ですから!

Eagles、よかったです!
「感無量…」わかります、わかります!
ご主人とお二人で来られている方、多かったですよね。
会場がいい雰囲気でした。
私のipodには、あの日のセットリスト通りに並べて、相変わらず余韻を楽しんでいます。

また、遊びに来てください!

コメントありがとうございます♪
やはり、たん吉さんも76.5のリスナーだったんですね。そんな気がしてました(笑)

“私のipodには、あの日のセットリスト通りに並べて、相変わらず余韻を楽しんでいます”

そう!そう!そうなんですよね!私も同じくipodに並べてますよ(笑) 
皆さんする事って同じですね。またまた、驚きました
また、時々お邪魔します♪
宜しくです(^-^)

「やはり」ですか!
bobrinさんも「やはり」なんですね!
FMCOCOLO、私はファンです。
かかる曲を聴いて「いい趣味してるよなあ」とか思ってます。
Eaglesもipodに並べて…
やっぱり!

また、70年代、80年代のネタ、書きますね!

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